今日は八十八ヶ所参りをされているお客様がご予約時に精進料理をご希望との事でしたので、昆布と大豆で煮物用の出し汁を取って、根菜の筑前煮を炊いたり、蓮根饅頭を作ったり…普通のお食事のお客様もご宿泊されておりましたが、献立が変わるだけではなく、出し汁自体も全く違うので、2倍の品数を作ったのと同じくらいの労力がかかりました(笑)。

最近は鰹と昆布できちんと出し汁を取る方も少なくなり、舌が美味しく感じる市販のだしパックや液体の濃縮出し汁を使う方が増えていると思います。精進料理の出し汁だと余りにも味気が無さすぎて、美味しさを感じにくいかなと思ったりしますが、普段そういうものを口にしている方は素材の美味しさをより感じられる気がします。