今日はお遍路をされているドイツ人のご夫婦がお越し下さいました。
お寺の方が代理でご予約の際、ベジタリアンで肉と魚をお召し上がりにならないという事をお聞きしていたので、お見えになった際に詳しくお聞きしてから夕食を作り始めました。
宗教や思想で菜食主義を貫く方の他、お遍路されている間だけ肉と魚を食べないという方もたまにいらっしゃいますので、そういったお客様には野菜を使った料理をお出ししています。
ちなみにベジタリアン(菜食主義者)にも色々と種類があるようで(参照:ベジタリアンの分類)、中々興味深いです。私の場合は職業柄絶対に出来ませんね・・。

長芋と胡瓜の酢の物・土佐酢ジュレ掛けです。
魚はダメでも出し汁はOKとの事でしたので助かりました。
土佐酢はゼラチンでゼリーにする場合もありますが、今回はアガーでジュレを作りました。
長芋と胡瓜の酢の物、土佐酢ジュレ掛け

蒟蒻と莢隠元の炒め煮です。
下処理してスプーンでちぎった蒟蒻をにんにくと胡麻油で炒めて、豆板醤や甜麺醤、酒、醤油、味醂等でピリ辛に。酒の肴やごはんのおかずになるよう、少し濃いめの味付けにしています。
蒟蒻と莢隠元の炒め煮

野菜だけのかき揚げです。
天出し、もしくはレモン塩でお召し上がり頂けるようにしました。
野菜だけのかき揚げ

秋茄子きのこ餡掛けです。
素揚げした茄子にきのこがたっぷり入った餡をかけたものです。これは私の大好物でもあります(笑)。
秋茄子きのこ餡掛け

煮麺です。
半田素麺を使い、具は油抜きした薄揚げのみであっさりと。薬味は葱と柚子です。
半田素麺の煮麺

あとは撮り忘れたので写真は無いですが・・。
香の物は、丁度良い塩梅で漬かった蕪と蕪菜の漬け物と、コトコトと炊いて仕上げに山椒の実の醤油煮を加えた昆布の佃煮。
デザートは果物で、林檎と葡萄をお出ししました。

お客様に「これだけ作るのにどれだけの時間がかかったんですか?日本に来て食事した中で、今日のこの料理が一番美味しかったです」と褒めて下さいました・・料理を作る側にとって、これ以上の嬉しい言葉は無いです・・ありがとうございました!